ノイズの除去方法

編集お役立ち情報です。
本当にお役に立てれば幸いですがw




先ほど仕事で映像編集を行っている際に、講義内容で収録された映像において、全体的に教室のガヤ(というか学生さんのおしゃべりw)が気になったんですよね。
特に酷くもないのですが音はやはりクリアにさせておいたほうがいいかなと。



そこでたまたま上司から教えていただいた動画マニュアル.comを探していたらこんなページが。
http://www.dougamanual.com/archives/2006/05/19/audacity_2.html


こちらはaudacityという音声関連のフリーソフトなんですが、まずこちらをDLします。
次にPremierとかで映像を音声を切り離して、音声のみを出力します(WAV)。

次に書き出したWAVファイルをaudacityにぶち込むわけですが、とりあえず上記URLにノイズ除去方法がフラッシュで解説されてありますので、その通りに除去作業を行いまた書き出しします。

ただしノイズ除去の設定でノイズの除去率のゲージを決められる項目があるのですが、極端に数値を高くしても残したい音が細切れになってしまうので、ここは30〜40%くらいがいいかと思います。

そこから書き出したファイルを視聴してみると、今度はノイズカットされた箇所が若干機会音(シュワシュワ、ピコピコetc...)のように残ります。

とりあえずこちらはそのままにして、書き出したファイルをまたPremierに取り込みます。
元の映像部分のオーディオ欄を今度はそのまま新しく書き出したファイルの方と摩り替えて(音ズレに注意)、こんどはローパスというオーディオエフェクトをかけます。

読んでその通りローパスなのでノイズ除去後の機会音のような高音がここで消されてしまうわけです!
ローパスの詳細設定はお任せしますが、個人的には初期設定のままで十分かと思います。

ただしローパスをかけたあとは音量が下がってしまうので、ここでクリップ→オーディオオプション→オーディオゲインで音声を上げる必要があります。
倍くらいに上げておいても大丈夫でしょう。


あとは書き出した映像ファイルを視聴してみると・・・






音声のガヤ(というか学生さんのおしゃべり声w)が全く無くなってるじゃありませんか!






上司と2人であーでもない、こーでもないと試していたんですが、驚くほど違和感の無いノイズ除去にちょっと感動しちゃいました。
ただしあくまでもガヤ程度のものなので、風邪がぶつかるような音とか、言葉として聞こえてくるようなおしゃべりとかは除去に限界がありますので、そこはご了承下さい。





自分の新作「DEAD AND ROLL」もこれ使って音声クリアにすればもうちょっと完成が早くなったかもしれないな・・・1年くらいはw